健康診断の読解マニュアル⑨ ~白血球数~

今回は「白血球数」が焦点

少し前に「はたらく細胞」というコミックを紹介したが、

読んでいただけただろうか。

いやはや、すごく多彩な白血球たちが存在している。

もう、白血球の話か?と思ってしまうほどだ。

 

白血球は主に人間に悪影響を及ぼす細菌を殺す役割を担うので、

「バトル漫画」風にするにはもってこいかもしれない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー-

白血球とは

*************************

白血球というと、広義では生体防御に関わる免疫担当細胞のことを指す。

当然、免疫細胞はいろいろな種類があり

血液中には

顆粒球・リンパ球・単球

さらに顆粒球は

好酸球・好中球・好塩基球

に分類することができるため、

主に上記5種類が白血球ということになる。

ーーーーーーーーーーーーー

白血球数の数値

******************************

白血球数は、1ミリ立方メートルの中に

すべての白血球の数が

 

4000~9000個

 

ということだが、

白血球は個人差が大きく、また

時間帯や、けがの有無、などで大きく変わる。

 

————————

異常値が出たら

******************

このように、状況により数値が変化しやすい検査。

規定値より明らかに多い、もしくは少ない結果が出た場合には

体を守る免疫細胞たちに変化があるということで

原因を調べるための検査が必要。

前述したように、白血球といっても

種類がいろいろあるので、

さらに白血球の何が増えているのか(減っているのか)

調べることによって、

病気の発見や

真の病気にたどり着く可能性がある。

「健康診断の読解マニュアル⑨ ~白血球数~」への1件のフィードバック

コメントする