前回に引き続き、
数値が悪いと気分が悪い
「中性脂肪」
名前の由来は、
主成分の脂肪酸とグリセリン(甘味)が結びついて中性を示すので、
こう呼ばれるらしい。
余談だが
正式名称は「グリセリン脂肪酸エステル」といって、
モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリドの3兄弟があるが、
血液中に存在するのはほとんどトリグリセリドなので、
TGと呼んだりする。
検査技師は「トリグリ」とか言う。
オレイン酸やリノール酸も脂肪酸。
基準値:50~149mg/dl
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中性脂肪の働き
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中性脂肪は糖の貯蔵形態である。
いわゆる、「ラクダのコブ」
前回の「血糖値」の中で、脂肪として内臓にくっつけるという話があったが、
その、糖が脂肪になって蓄えられているのが
「中性脂肪」
同じ脂肪でも、
コレステロールとは機能が違っていて
いわゆる
「予備燃料」だ。
皮下(皮下脂肪)や肝臓(脂肪肝)に蓄えられる
また、油に溶ける栄養分
(ニンジンのベータカロチンは脂溶性とか聞きません?)
具体的には
ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK
そしてβカロチン
これらは中性脂肪に溶け込んで全身を回っているので
運び屋の中性脂肪が不足すると
免疫力の低下や抜け毛・肌荒れなどのトラブルが起こる。
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まとめ
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この辺の脂肪系の話は、巷にあふれていて
調べていても、そんなに意外性はなかった。
中性脂肪は余剰の糖の蓄積物で
運動し、糖の取り込みを減らせば減るし
減らしすぎても
肌荒れや抜け毛の原因になる。
うまくコントロールしよう。